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エンダイブ
地中海沿岸原産の一年草の野菜で、同じキクニガナ属のチコリ(C.intybus)と野生種(C.pumilum)の雑種がエンダイブです。古代エジプト時代からサラダとして利用されていました。日本には明治初年に鑑賞用として導入されましたが、食用とされたのは近年になってからです。レタスに似た姿ですが、レタスのように結球せず独特の苦味があります。若葉はほろ苦い程度ですが、葉色が濃くなると大変苦くなります。和名はキクヂシャです。
学 名 Cichorium endivia 
科 名 キク科 
利 用 部 位 葉  
利 用 法 生食でサラダや炒め物に。サラダに使う場合は、株が育ってきたら、外側の葉の上部ををひもで縛って中心部に日をあてないように軟白処理すると、葉は淡い緑になり、苦味は少なくなります。
効 能 カロテンやビタミンE⇒抗酸化作用、免疫賦活作用。カロテンは体内に入ると必要分だけビタミンAに変わるので、過剰摂取にはなりません。
成 分 カロテン(外側のミドリ色部分に多く含みます)、ビタミンE、ミネラル類のマンガン。繊維質が多い。 


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エンダイブ   葉

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東邦大学薬学部付属薬用植物園