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クラリー
セージ
南欧および中東原産の耐寒性のある二年草で、草丈は1〜1.2m程になる大型のハ−ブです。少し刺激臭のある葉は広卵形で大きく、細かい銀白色の毛を密につけています。花期は6〜7月頃、茎頂に輪生に花をつけ、花後は色のついた苞を残します。古くは果実を水に浸けると粘液をだすので、それを目薬に使っていたそうです。そのことから別名はClear eyeといわれています。また和名は大型のサルビアということから、オニサルビアといいます。
学 名 Salvia sclarea 
科 名 シソ科 
利 用 部 位 花、葉  
利 用 法 葉、花⇒水蒸気蒸留で精油に。
効 能 葉⇒食用(スープに)、賦香料(製品の基剤に香りをつけることです)に。
葉、花⇒水蒸気蒸留で精油に。
葉の精油⇒香味料、香水、化粧品に。アロマセラピ−では、ストレス、疲労、消化不全、月経障害などの緩和に。
(ただし、子宮を収縮させ、月経時の出血を増す作用があるので、妊娠中や月経の使用は控えること)。 
成 分 酢酸リナリル、リナロール、スクラレオール    


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 クラリーセージ 花穂

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東邦大学薬学部付属薬用植物園