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東邦大学薬学部見本園

ガジュツ
マレーシア、インド、ヒマラヤ原産で、日本には享保年間に渡来し沖縄、奄美大島、屋久島では古くから薬用として栽培されていました。包葉の色や根茎の切り口が紫色であることから和名では紫ウコン、夏ウコンとも呼ばれます。草姿はウコンに大変よく似ていますが、葉の葉脈が集まって流れている主脈に沿った部分は赤紫色を帯びているので見分けられます。5〜6月頃、穂状花序を根出し、ウコンに似た花をつけます。
学   名 Curcuma zedoaria 
科   名 ショウガ科
生 薬 名 莪朮(ガジュツ) 根茎⇒蓬莪朮(ホウガジュツ)
利 用 部 位 根茎
利 用 法 主根茎を洗い湯通ししてから乾燥するか、根皮を取り去り、湯通ししないでそのまま輪切りにして乾燥させます。
効   能 芳香健胃作用⇒芳香があり、味は苦く、消化器を刺激するため、ショウガと大部分は同じ用途に使用されています。 
成   分 フラボン配糖体、樹脂、デンプン。 精油成分⇒クルゼレノン、ゼデロン、クルジオンなど。 


 ガジュツ 葉 

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