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東邦大学薬学部見本園

クズ
北海道から九州及び朝鮮半島、中国、ウスリーほか東アジア温帯地方に分布する蔓性木本。山野、土手、空き地、河川敷などの日当たりのよい所に多く見かける。茎は木質。葉は互生し長柄のある3出羽状複葉で頂小葉は菱状円形。花は夏、紅紫色花を総状花序に密生させる。根からくず粉が取れる。また山菜として新芽を食べることができる。
学   名 Pueraria lobata 
科   名 マメ科
生 薬 名 葛根(カッコン)
利 用 部 位
利 用 法 晩秋に貯蔵根を堀り上げコルク皮を除いて縦割りにするか、約5mmのさいの目に切って日干しにして使用。感冒、神経痛などに葛根1日量8〜15gに400mlの水を加え、半量になるまで煎じつめたものを3回に分け温めて服用する。
効   能 発汗、解熱、感冒、神経痛、首・肩・背のこり
成   分 澱粉、ダイジン、ダイゼイン、プエラリン、プエラリン-7-キシロサイド、カッコネイン、プエラロール


 
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