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東邦大学薬学部見本園

ステビア 原産地は南米パラグアイの多年草です。現地では、古くからマテ茶の甘味料として使われてきました。草丈は50〜100cmに伸び、枝分かれします。全体に細毛があり、対生につく葉の縁は浅い鋸歯があります。枝先に夏〜秋に白い小型の頭状花を多数つけます。昭和40年代中頃、日本に導入され、当時はキク科の草本に甘みがあると大きな話題となりました。現在では医薬品の矯味剤、低カロリー食品に用いられています。近年では肝炎への抗ウイルス抑制効果や制癌効果の研究発表もされています。名前の由来はスペインの植物学者ペドロ・ハイメ・ステビアに因みます。
学   名 Stevia rebaudiana 
科   名 キク科
利 用 部 位
利 用 法 採取時期は夏。生の葉はすぐ腐るので、乾燥して粉末にして、ごく少量を使用します。
効   能 糖尿病患者への甘味料、ダイエット食品の甘味料
成   分 甘味成分として、ステビオシド(ステビオサイド)、レバウディオサイドA等のテルベノイドの配糖体。
ステビオサイドは砂糖の200〜300倍も甘みをもっています。


 幼苗  ステビア 花拡大

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