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東邦大学薬学部見本園

スズラン

有毒
北海道、本州、九州および朝鮮半島、中国、サハリン、東シベリアに分布する多年草。山地や高原などのやや湿った所を好み、ときに大群落を作ることもある。茎葉は伸長する。葉は2枚根生し、長楕円形〜卵楕円形。花は春20〜30p位の花茎をだし、白色の鐘形花を総状花序に3〜10個位つける。昔から花形が可愛いので花壇や鉢植えで楽しまれているが、中毒例もあり気をつけなければならない一つ。
学   名 Convallaria majalis 
科   名 キジカクシ科
生 薬 名 鈴蘭(スズラン)
利 用 部 位 根を含む全草
利 用 法 6月に根を付けた全草を採集し水洗い後日干しにして使用。
ジギタリスの毒の10〜15倍の強さがあるといわれているので、使用は避けたほうが良い。
効   能 利尿、強心。毒成分が強く使用しない事。
成   分 コンバラトキシン、コンバロシド、コンバラトキソール、デグルコケイロトキシン、ロデアサポゲニン、イソロデアサポゲニン、ケイオシド、コンバラサポニンA,B,C,D、ケリドン酸、グルココンバラサポニン


スズラン

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