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東邦大学薬学部見本園

トウゴマ
インド、小アジア、北アフリカ原産の1年草。油脂用植物として広く世界で栽培されている。草丈1〜2.5m位。茎は直立し、まばらに枝分する。葉は互生で掌状5〜11中裂する。花は秋、円錐花序で下部に雄花、上部に雌花と密に咲き分ける。近年観賞用として全体に赤い品種が出回っている。
学   名 Ricinus communis 
科   名 トウダイグサ科
生 薬 名 蓖麻子油(ヒマシユ)
利 用 部 位 種子
利 用 法 夏に成熟種子を採集し、3〜5日間日干しにして圧搾して得た脂肪油を使用。脂肪油1回量15〜30gを、そのままかコーヒーや牛乳などの飲料に混ぜて服用する。
効   能 血圧降下、常習便秘、食中毒、急性胃炎
成   分 脂肪油、リノール酸、ステアリン酸、リパーゼ、グロブリン、グルコプロテイン、リシン、リシニン


トウゴマ

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