Dicty2010見聞録
先日、8月1日〜6日にかけてイギリスの4つの王国の一つ(注:イギリスは連合王国つまりUnited
Kingdom = UKと呼ばれます)、ウェールズの首都CardiffにてAnnual International Dictyostelium
Conference(国際細胞性粘菌会議)が開かれてそれに参加してきました。
細胞性粘菌とは微生物の一種でモデル生物として使われている生き物で、こちらを参考にして下さい。
今回は研究内容の詳しい報告と言うよりとりとめもないただの見聞録です。

ロンドン経由で列車を乗り継ぎCardiff中央駅に着きました。
2つ書かれていますが、下が英語(普通に読めます)ですが、上はウェールズ語です。市内のあらゆる表記は必ず英語とウェールズ語を併記しています。

遅れて参加しましたが、到着翌日は雨。ホテルよりCardiffの湾の方を望む眺めです。

カモメが雨宿りにやってきました。妙に馴れ馴れしく全然人を怖がりません。

Cardiff市内の町並み。市の中心街ですが、朝なので人がまばらです。

これは、Cardiffの市庁舎。

その隣にある博物館で、ここがポスター発表の会場です。

Cardiff大学のキャンパスの一部です。

学会の口頭発表の会場はこんな教室で。ちなみに、手前の赤い服は私。

ポスター会場はこんな感じ。夕食と一緒です。

一応、仕事をしに行った証拠です。

最優秀ポスター賞を受賞した京大の内川君の発表。いつも人だかりが出来ていました。

当研究室OGの島田さん(現、東大・助教)と質問に答えている様子。

お疲れモード。

かつて(現役も含みます)Prof. Jeff Willilams教授の研究室で一緒にサイエンスをエンジョイした面々が大集合。
ボス本人が不在なのが残念です。
後列左より:Prof. Masashi Fukuzawa、Prof. Adrian Harwood、私、Prof. David Ratner、Dr. David Traynor
中段左より:Prof. Tomoaki Abe、Dr.
Christina Schilde、Dr. Judith Langenick、Dr. Adriano Ceccarelli、Dr. Margaret Nelson
前列左より:Prof. Gerry Weeks、Dr. Cathy Pears、Dr. Tsuyoshi Araki、Dr. Chris Sugden、Dr. Yoko Yamada

学会最終日のパーティーの前にミレニアムスタジアムというところを見学。ウェールのサッカーやラグビーの代表チームが使うグラウンドです。ちなみに、この席はロイヤルボックスで普段は一般の人は立ち入ることが出来ない場所です。エリザベス女王が座った席もあります。

ここは、ある程度お金を払えば一般の人でも利用出来るそうです。

ラグビーのウェールズ代表チームのロッカー。この部分は、言ってみれば殿堂入りのようなかつての名選手のジャージーを飾ってあります。

帰りにロンドンに立ち寄りました。パディントン駅の近くのホテルからの眺めです。

Wang
Keiというロンドンのソーホーという中華街にあるレストラン。留学時代にも何回か来ました。今回は、帰国直前の日本人グループで連れ立って夕食をしました。

ロンドンの地下鉄です。郊外ではほとんど地上を走っています。チューブと呼ばれる丸い車体が特徴なのですが、この車両は一回り大きくて丸くありません。
余りたくさん写真を撮らなかったので、とりとめもない見聞録になってしまいました。
2010.9
川田記