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研究内容
1. 目的
2. ケージド化合物
3. シグナル伝達
4. 神経伝達
5. 遺伝子機能
6. タンパク質
7. 2光子励起
8. 論文など
9. 学会発表

メンバー
ケージド化合物の
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研究内容

1. 研究の目的

複雑で高度に秩序化された生体内反応を制御するために,生体はさまざまな情報をやり取りしています。これらはいくつかの細胞内情報伝達系で制御されていますが、より深く理解するためには、情報伝達に関与する分子が、いつ、どこで、どのように働くかを明らかにすることが必要です。しかし従来の方法論だけでは、この素過程を生理的条件に近い時間および空間分解能で再現して解析することは困難でした。蛍光プローブによるリアルタイム可視化解析の進展は,このような解析を可能にする強力な方法論を提供しつつあります。このような状況下で,情報伝達に関与する分子同士の相互作用を,できるだけ生理的環境に近い条件で再現する手法の重要性はますます高まりつつあります。そこで、ケージド化合物の化学を活用して、細胞内あるいは細胞間での情報のやり取りを,高い時間および空間分解能で操作する手法の開発を目的として研究を行っています。


お問い合わせ:東邦大学理学部生物分子科学科 古田寿昭
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