LISTEN TO ME!
(火曜4限)

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LL教室以外の情報演習室でもQuickTimeが利用できるようになったはずです。LL教室が開放されていないときは、ぜひそちらを利用して下さい。

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授業のねらい

リスニングの反復練習を通じて、ネイティヴ・スピーカーの通常の速度の会話を聞き取れるようになること、これが目標です。「えっ、そんなことが本当にできるようになるの?」→「もちろん、簡単にできるようになるわけはありません。」世間によくある、「ワタシはコレで、1カ月で見違えるようにリスニングができるようになりました!」という宣伝広告のたぐいは、まあウソだと思ってください。(「1カ月で10キロ、楽に痩せることができました」というのと、同じくらいのウソ。)しかしもちろん、効率のよい学習方法もあれば効率の悪い学習方法もあることは事実です。そして、この授業で用いる教材は、少しでも「効率よく」学習できるように作られています。とはいえ、いずれにしても根気よく練習しなければダメなことに変わりはありません。目標に近づくように、がんばりましょう。

教材について

この授業で用いる教材 Listen to Me! には、2つの大きな特徴があり、その点で、リスニングの教材としてはかなり学習効果の高いものとなっています。

活きた英語
「リスニング用のやさしい教材なら聴き取れるけど、実際に生身の人間と話をしてみると、何を言っているのかさっぱりわけがわからない」というのはよくあることです。 Introduction to College Life は、すべてアメリカのカリフォルニア大学バークレー校の学生・教員の生の声です。だからこれは「本物のレベル」です。

3StepSystemによる効率よい反復練習
この教材では、Step1・2・3と、同じ内容を3回学習します。それも単に同じものをたてつづけに3回やるのではなく、A→B→C→D→A→B→C→D→A→B→C→Dの順序で学ぶため、ちょうど「忘れそうになった頃にもういちどやる」ことになり、学んだことが効率よく身につきます。(←このやり方は、効率のよい反復学習の基本です。ほかの教科にも通用しますから覚えておくとよいです。)

授業で毎回必要になるもの (これを忘れると、ものすごく困るもの)

CD−ROM(2枚):入門用 First Listening ・中級用 Introduction to College Life を配布します。
フロッピーディスク(1枚):学習進度の記録用です。名前を書いておいてください。これがないと、ソフトウェアは動作しません。
筆記用具
辞書:英語の授業ですからね、当然です。もちろん電子辞書でもかまいません。

教材の使い方

・「教材の操作マニュアル」はありません。ゲームと同じで、やってみれば操作方法はすぐにわかるでしょう。困ったときだけ、質問してください。

・教材の方から、「こうしなさい」「ああしなさい」と随時指示や課題が与えられます。(ちょっと小うるさく感じられるかもしれませんが、)「簡単すぎて、いちいちやっていられない!」という場合を除いて、指示どおりに進めるようにしてください。

漫然と、ぽか〜んと眺めているだけでは、当然何も身につきません!集中力と能動性が必要です。与えられた課題に対しては、(簡単にでよいから)手元に答えを書いて、正解と照らし合わせるようにしましょう。

・単語(WORDS)や成句(PHRASES)のコーナーは、単語や成句をクリックすると、その発音が示され、その後1秒くらいしてから意味が表示されるようになっています。基本的な表現をしっかり身につけるように、有効に活用してください。

毎回の授業の進め方

・小テスト(15分程度)
・各自、 Listen to Me! の学習を進める(40分程度)
・その都度与えられる他のアクティヴィティ(30分程度)

時間外学習

この授業は、時間外の学習が必要です。「少しだけ」でもいいから、(毎日10分か15分でいいから、)毎日続けるのが語学の勉強の王道です。毎週、授業のはじめに小テストをするのも、ちゃんと準備をしてきてもらうためです。自宅で、あるいはLL教室の開き時間を使って、こつこつ練習をしましょう。なお、時間外学習を行った場合も、授業に持ってくるのと同じフロッピーに学習進度を記録するようにしてください。

QuickTimeについて

この教材はQuickTimeを使用しています。QuickTimeというのは、アップルが開発した(WindowsでもMacでも使える)動画再生ソフトのことです。LL教室のパソコンにはQuickTimeがすでにインストールされていますが、自宅のパソコンを使う場合、QuickTimeが入っていないと使えません。必要であれば、下のアドレスからダウンロードしてください。タダです。
http://www.apple.com/jp/quicktime/download/

自宅のパソコンがインターネットにつながっていない場合は、教材のCD−ROMの中にQuickTimeのプログラムが入っているので、それをインストールすることもできます。(ただし、バージョンが古いなどの理由で、おすすめしません。)どうしていいのかわからなかったら、質問してください。

小テストスケジュール

毎回、授業の最初に小テストを行います。ということは、その小テストに合わせて、各自が準備をしてくることが前提となります。
4月26日: First Listening Unit 3 (自己採点)
5月10日: First Listening Unit 3 (回収)
ゴールデンウィークの課題: Introduction to College Life Unit 1 (このユニットは小テストはしません)
5月17日: Introduction to College Life Unit 2 (自己採点)
5月24日: Introduction to College Life Unit 2 (回収)
5月31日: Introduction to College Life Unit 3 (自己採点)
6月 7日: Introduction to College Life Unit 3 (回収)
・・・以下同様・・・

成績評価

評価の仕方はシラバスのとおり、つまり詳細は未定ですので、後日お伝えします。とにかく毎回、授業の最初に小テストがあるわけですから、遅刻や欠席は大損になります。もっとも、だからといって、「とにかく毎回来さえすればだいじょうぶ」と思っていたら、これまた大間違いです。

上級者の方・ヤル気のある方

Listen to Me! のシリーズには、さらに上級者向けの教材もたくさん用意されています。申し出てくだされば(タダで)配布します。


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