Mathematicaによる数学入門

担当教員  足立智子・野田健夫・山方竜二・安冨真一

【1】授業目的

   高校や大学1年で学ぶ数学とそれらの応用問題を、数式処理ソフト"Mathematica"を用いて解決する方法の基本について学びます。また、Mathematicaの運用を通じてパソコンの操作と、その上での文書処理の基本についても学びます。

   今までの手計算では解を求めることができない、あるいはできても非常に労力を要する問題の解がMathematicaを用いることで瞬時に式や数値、あるいはグラフや曲面で得られることを体験します。この体験を通じて皆さんの数学への親しみが倍加するでしょう。

授業にはIDとパスワード(マルチメディア ラボラトリ、 マルチメディア スタジオとマルチメディア ラウンジ共通)が必須です!!

学期の中間と終わりの演習のなかで試験を実施します。試験を欠席すると不合格となるので必ず試験を受けること!!


【2】授業内容
講義内容講義日時 講義室 備考
1.Mathematicaの基礎(起動と終了、四則演算 他)  9月26日5303(理学部V号館3階)
2.式の展開と因数分解 10月 3日5303
3.グラフと方程式 10月10日5303
4.微分と積分 10月17日5303
5.平面曲線 --> 10月24日5303
6.1週~5週の演習 10月31日5303
7.行列と線形変換 11月 7日5303
8.行列の固有値問題 11月14日5303
9.漸化式の計算 11月21日5303
10.シミュレーション(1) 11月28日5303
11.シミュレーション(2) 12月 5日5303
12.7週~11週の演習 12月12日5303
13.予備日 12月19日5303
14.予備日  1月 9日5303

【3】参考書
  1.Mathematicaで数学を-入門編-(守谷良二著、 海文堂出版)
  2.Mathematica数式処理入門(小池慎一著、技術評論社)
  3.Mathematica(日本語版)(スティーブン ウルフラム著、アジソン ウエスレイ)


【4】評価方法
  出席点(授業中の受講態度、課題取り組み意欲)および試験の成績で評価する。