東邦大学
卒業生インタビュー
前田明日美さん

前田明日美さん

八千代松陰学園 教諭(数学)
2014年 東邦大学理学部情報科学科 卒業

2016年 国立大学教育系大学院 修了
2010年 千葉県立千葉東高等学校 卒業

マンガにあるように、前田さんは指導教員をはじめとする様々な人と東邦大学で出会ったことが人生の転機になり、実際に今、高校で数学を教えています。ここでは、マンガの中で紹介できなかった部分にもフォーカスしてみましょう。

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東邦大学を知ったきっかけは?

「高校生の時の高大連携講座で初めて習志野キャンパスを訪れたのがきっかけです。その時の講座は数学分野の内容で、もともと数学が好きだったこともあり、興味深く聴いていました。キャンパスはコンパクトかつアットホームな印象でした。」

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「アットホームな印象」について、実際に入学してどうでしたか?

「入学後もその印象は変わりませんでした。学生同士だけでなく、学生と教員の距離が近いのが特徴だと卒業した今も思います。あと、女の子が意外に多くて驚きました。」

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在学中、周りの学生さんはどんな人が多かったですか?

「真面目な人が多く、私もがんばろう!という意識を保つことができました。理学部の他の学科や薬学部など、様々な研究をしている人がたくさんいて、違う分野の話を聞けるのは良い刺激になりますね。」

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教員になろうと考えたのはなぜですか?

「親戚に教員が何人かいたのもあり、もともと教員免許を取得するつもりで東邦大学に入学しました。教員養成課程の先生方のサポートは手厚く、私の場合、教員採用試験の願書や志望理由書の添削、大学院入試の対策など、すごく充実していました。勤務先の高校には、実は私の他にも東邦出身の先生が複数人います。」

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教員養成課程の海外研修はどのようなことをしたのですか?

「フィリピンのカオハガン島に行きました。珊瑚礁の美しいところで、海の生物を観察しました。それから現地の小学校で紙芝居やスゴロクなどを使って、珊瑚についての授業をしました。」

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前田さんは国立大学の教育系大学院を卒業されていますが、東邦大学との違いで特に印象的なものはありましたか?

「比較すると、東邦大学の方がやはり学生と教員の距離が近いと感じて、それは教員の居室と学生たちの研究室がという物理的な近さと、信頼度的な近さの両方、ですね。また、学部時代は、全体的に見ると先生になる人の方が少ないので、逆にマイペースというか、良い意味で気楽に過ごすことができました。」

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高校生の方へメッセージをお願いします。

「大学は通過点であると同時に分岐点です。大学時代を過ごす中でいろんな人に出会い、いろいろ悩んだりもすると思います。大切なことは、何となく人に流されずに、自分自身で納得した道を進んでいくことだと思います。」