東邦大学
東邦大学理学部物理学科の魅力とは
東邦大学キャンパス

東邦大学理学部物理学科は、宇宙物理学が学べる日本でも数少ない学科の一つだ!

この世はどうして存在するのだろう?
そういった素朴な疑問や謎を探究することも物理学科の目標の一つです。
世の中の多くのことは解明されたように思われがちですが、実は新たな謎が続々と生まれています。
宇宙物理学の分野でそんな研究している若手研究者の一人が関口 雄一郎准教授です。

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関口先生の研究テーマはなんですか?

わかりやすく言えば、ブラックホールや重力波など、アインシュタインからの宿題を解き、そこからひろがるさらなる謎を探究することです。例えば、「重力波の直接検出」というアインシュタイン100年の宿題は最近ようやく解かれましたが、重力波でしか見えない宇宙の姿が初めて明らになったことで、そのさらなる探究がはじまっています。

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関口先生はブラックホールや重力波の研究の第一人者だと伺いました

第一人者かどうかはわかりませんが、これらの分野を大きく推進する研究を続けてきました。ブラックホールはどのようにして誕生するのか、どんな重力波が我々に到来するのかといった理論的研究を、スーパーコンピュータを駆使しながら進めています。

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東邦大学理学部物理学科では、さまざまな観測施設の見学もあると聞きました

「観測・実験」と「理論」が物理学の両輪であり、宇宙物理学でもそれは同様です。ですから、最先端の観測装置を間近に見る経験から、観測にまなざしを向けるとともに、自分たちがやろうとする学問の大きさや奥深さを知ってもらうことは大切なことだと考えています。
これまで、国内では重力波望遠鏡KAGRAやニュートリノ検出器スーパーカミオカンデ等、国外ではハワイのすばる望遠鏡への研修を行っています。いずれもめったにすることのできない貴重な体験となっています。