非放射性キセノン吸入法によるびまん性肝疾患の血流計測 東邦大学医学部付属大森病院 中央放射線部 町田啓一 中野秀治 |
目的 現状で肝硬変などのびまん性肝疾患におけるX線CT検査の役割は肝細胞癌の早期発見であろうと思われる。しかし現在、CTで検索可能なのは十分に結節として確認でき、しかも肝動脈血流支配優位な古典的肝細胞癌であり、より早期の高分化肝癌を検出することは困難である。しかし、肝硬変症例に、より高率に肝細胞癌が発生するという事実から肝内の環境に何らかの異常状態が発生していると考えられる。 |
|
|
|
|
|