![]() 3D MRAにSORS-STCパルスを併用し頚部血管 撮像における描出能の検討 東邦大学医学部付属大森病院 中央放射線部 ○ 大橋直樹 大久保卓史 小島治朗 菊地英夫 |
【目的】 頚部血管撮像法の1つである 3D-TOF MRA法に |
【検討方法】 |
【使用機器】
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図.1 SORS-STCパルス概念図
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1. TEの違いによる評価 理論的には,血管の描出能は TEの短い3.8の方が 優れていると思われた。しかし 実際は、TE短縮に伴い 背景の信号強度も上昇してしまうため、血管が背景信号に埋もれてしまい、読影には TE 6.8が有用であった。 |
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2.スラブ数の違いによる評価
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3. ISCEの違いによる評価 |
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4.Pre-saturationパルスとSORS-STCパルスとの比較 Pre-saturationパルスとSORS-STCパルスの印可角度が同じであれば血管の描出能に大差はなかった。SORS-STCパルスは、最大強度で使用した場合の描出能が最も良かった。SORS-STCパルスのRF印可角度は、大きくするほど背景信号が抑制されたが、RF印可角度を大きくするとTRが延長するため、TRが延長しない範囲で SORS-STCパルスを印可するのが望ましいと思われた。 |
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【結語】 |
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