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東邦大学薬学部見本園

イチジク 小アジア原産の落葉小低木。高さ2〜5m位。現在は果樹として各地で栽培されている。葉は互生し、3〜5裂する。花は春〜夏、花のうの内面に小花を密生する。秋に成熟した果実を食用にする。
学   名 Ficus carica 
科   名 クワ科
生 薬 名 無花果(ムカカ)
利 用 部 位 果実、葉、茎
利 用 法 緩下薬としては果実を乾燥し、1日量3〜4個に水400mlを加え半量まで煎じつめ、3回に分けて服用する。新鮮果実を3〜4個食するのも良い。乾燥葉は数枚刻み、薬湯にして婦人病、神経痛に使用。茎葉から取った乳白液を塗りイボ取りに使用。
効   能 緩下、咽喉痛、イボ取り、水虫、痔
成   分 果実にはベンズアルデヒド及び糖類のブドウ糖、果糖、ショ糖、有機酸としてクエン酸、リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、マロン酸、オキザリン酸、キニン酸、ピロリジンカルボン酸、茎葉にはタンパク質、フィシン、タンニン、プソラレン、ベルガプテン


果実 葉(斑入り)

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