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ジャーマンダー | ヨーロッパから西アジア原産の小低木で、ニガクサ属の、多年生草本です。高さは50〜60cm程になり、根元から分枝する茎は四角、光沢のある葉は1〜2cm、縁に浅鋸歯があり、かすかに芳香があります。花期は7〜8月、青みがかったピンク色の花を穂状に輪生してつけます。よく拡がり地を這う性質から、花壇の縁取りや鑑賞用に植えられます。 ヨーロッパでは古くから地上部を胆嚢や消化器系の治療、痛風やリウマチ、解熱などに用いられていたそうですが、現在、「メディカルハ−ブ安全性ハンドブック」によると、現在アメリカでは規制されてアルコール飲料の香料としての使用だけが認められており、カナダでは本品は、非医療薬品の原料として経口製薬への使用は、禁止されています。 単にジャ−マンダ−又はウォ−ルジャ−マンダ−と呼ばれます。同じニガクサ属にツリ−ジャ−マンダ−がありますが、こちらも鑑賞用として生け垣に利用されます。 |
学 名 | Teucrium chamaedrys |
科 名 | シソ科 |
利 用 部 位 | 地上部 |
利 用 法 | 食用、花壇の縁取り、切り花、鑑賞用。 地上部⇒薬用酒の香料に。 |
効 能 | 現在では脂肪沈着の軽減や、潰瘍の治療への研究中。 |
成 分 | カリオフィレン、イリドイド配糖体、タンニン |
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ジャ−マンダ− | 葉 | 花 |
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東邦大学薬学部付属薬用植物園 |