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東邦大学薬学部見本園

ニオイヒバ 橙褐色の樹皮をし樹高20m常緑針葉樹です。燐葉や枝先は柔らかく、球果は若枝先につきます。触れるとフィットンチッドといわれる芳香を放ちます。ハーブ名はイースタン アーバー バイティー Eastern Arbor Vitaeといい、別名ではWhite Cedarと呼ばれています。自生地は北米東部の湿地や山の傾斜地で、日本には明治時代に渡来。最近では、庭木にコニファーとして生け垣やシンボルツリーとしてよく植栽されています。
学   名 Thuja occidentalis 
科   名 ヒノキ科
利 用 部 位 葉、樹皮、小枝
利 用 法 小枝・葉のチンキ剤⇒抗真菌作用がありイボや皮膚の感染症治療に。
樹皮の内側⇒月経を遅らせる。 小枝⇒リウマチの治療に。
近縁種のウエスタン レッドシーダーThuja plicataの葉と小枝は咳やリウマチの治療に用いられます。
効   能 抗ウイルス、抗真菌作用。(精油にも同様の薬効はありますが有毒です)


 

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