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オトギリソウ 北海道から九州および朝鮮半島、サハリンに生える多年草。山地、丘陵地、土手や草原などで普通にみられる。変化が非常に多く、各地の固有種がある。草丈20〜60p位。葉は対生し広披針形〜狭卵形。花は夏、黄色い5弁で頂生の円錐花序を付ける。山野草で変化に富み、色々な形態を楽しむ。希に濃黄、白色などがある。
学   名 Hypericum erectum 
科   名 オトギリソウ科
生 薬 名 弟切草(オトギリソウ)、小連翹(ショウレンギョウ)
利 用 部 位 全草
利 用 法 6〜8月に花の付いたまま全草を刈り取り、日干しにして使用。鎮痛、月経不順には乾燥した全草1回量2〜4gに300mlの水を加え、半量になるまで煎じ詰めて服用する。切り傷、打撲傷には生の葉汁を付けると効果があるといわれているが、皮膚炎を起こす事があるので注意が必要。
効   能 止血、鎮痛、収れん、利尿、月経不順、扁桃炎、風邪の咳、打撲傷
成   分 ヒペリシン、クエルセチン、タンニン


オトギリソウ

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東邦大学薬学部付属薬用植物園