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東邦大学薬学部見本園

プリムローズ 葉がロゼット状で冬を越し、4〜5月に薄黄色の単生花を咲かせます。和名はイチゲサクラソウといいます。同じような薬効のあるカウスリップ(キバナノクリンザクラ)の代用品として使われています。花は昔は催淫剤としてつかわれていましたが、現在ではジャムやエディブルフラワーとしてサラダに入れたり、砂糖煮に使われています。
学   名 Primula vulgaris 
科   名 サクラソウ科
利 用 部 位 花、根
利 用 法 花:浸剤⇒頭痛悪寒を伴う発熱などに用います。熱い浸剤をガーゼに浸して顔面神経痛や三叉神経痛に外用します。
  チンキ剤⇒不眠、不安に5〜10滴を飲用します。
根:煎液⇒気管支炎の去痰に服用します。関節炎やリウマチの症状を軽減します。
効   能 花⇒神経調和、安静、収斂作用、発汗作用。
根⇒刺激性の去痰、抗痙攣、抗炎症、収斂作用。
成   分 花⇒揮発成分、配糖体、苦味成分。
根⇒サポニン、配糖体、タンニン、フラボノイド等。 


 プリムローズ

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