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シモバシラ 関東以西、四国九州の山地の木陰に生える多年草で、花は白く小さい花を秋に咲かせますが、あまり目立たない野草です。しかし、それが冬のよく冷え込んだ朝に花を咲かせたように大変身します。茎の根元が白くなっているのは、茎の維管束の中の水が凍って茎の外へと伸びだしたものなのです。これがこの植物の名前の由来となっています。
気温が低すぎると茎の中の水分は凍ってしまい、このようにはなりません。−3℃〜3℃くらいの時が丁度よいようです。
自然が造る芸術品といえます。薬草ではありませんが、この現象を見るため植栽しています。
学名のKeiskeaは幕末から明治にかけて活躍した本草学者、伊藤圭介の名からつけられています。「花粉」、「雄しべ」、「雌しべ」などの言葉も作った理学博士です。
当園でこの現象が見られたのは、実に10年ぶりの2012年でした。以来毎年シモバシラはでています。
学   名 Keiskea japonica 
科   名 シソ科

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シモバシラ

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東邦大学薬学部付属薬用植物園