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チャイブ 北半球に300種類あるといわれるネギ属の仲間で、北半球の温帯から寒帯に分布している葱の仲間です。形態はアサツキによく似ていますが、チャイブにはアサツキにある鱗茎はなく、ラッキョウに似た地下茎を持っています。下部がくっついて繁る性質があり、このことから複数形でチャイブスとも呼ばれます。アサツキは夏には休眠しますが、チャイブは冬期地上部は枯れますが休眠はしません。葉は丸く筒状ですから葉の平たいニラとは区別出来ます。草丈は30cmほどになり、初夏花茎を伸ばし先端に赤紫色の小花を密生して球状につけます。アサツキはチャイブの変種といわれ、チャイブの別名はセイヨウアサツキ、又はエゾネギとよばれます。この2種を栽培する場合、隣り合って植えると交雑しやすいので、気をつけてください。バラの傍に植えると黒点病の予防に、トマトの傍ではアブラムシの予防やうどんこ病にも良いと言われるコンパニオンプランツです。
学 名 Allium schoenoprasum 
科 名 ユリ科 
利 用 部 位 葉、花 
利 用 法 葉⇒生食。 キッチンハ−ブとしてサラダやス−プに。ポテト料理、卵料理との相性は良いです。バタ−に練り込んでも。
花⇒ハ−ブビネガ−に(花と刻んだ葉は酢洗いする)。
効 能 消化促進、食欲増進、緩下作用。
成 分 カロテン豊富な緑黄色野菜。硫化アリル。


 チャイブ 花 

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東邦大学薬学部付属薬用植物園