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東邦大学薬学部見本園

ニッケイ 中国原産の常緑高木。インドシナ、中国雲南、日本南部の暖地で栽培される。高さ3〜8m位。葉は先端が長く伸びた卵状長楕円形。葉脈が基部から少し上で、3つに分かれる。花は夏、細い枝の葉えきから長い花柄をだし、淡黄緑色の小さな花をつける。シナモンとして菓子や料理に利用される。
学   名 Cinnamomum sieboldii 
科   名 クスノキ科
生 薬 名 肉桂(ニッケイ)、肉桂皮(ニッケイヒ)
利 用 部 位 根皮、樹皮
利 用 法 秋に桂樹から樹皮を剥ぎ取り、加工して使用。1.5〜4.5gを煎じて使用か丸剤、散剤として使用。
効   能 血圧下降、心拍数減少、血糖上昇、末梢血管拡張、芳香健胃、食欲不振、消化不良
成   分 ケイヒアルデヒド、オイゲノール、カンフェン、シネオール、リナロール、シトラール


ニッケイ 樹皮

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