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ツリガネ カズラ |
北アメリカ東部に自生している蔓性低木です。ノウゼンカズラ科ピグニア属は約80種ほどあり北アメリカ、中南米、東南アジア、アフリカなど各地に分布しています。本来は常緑ですが、当園では冬期には落葉するので半常緑蔓性といった方が良いかもしれません。生育は旺盛で巻きひげを出して傍らの木に絡みついて登ります。巻きひげには吸盤がついていてその性質を活かしてフェンスに絡ませたり、壁面緑化に利用されています。葉は3出複葉で、釣り鐘型の花を5月頃からつけます。花弁の外は赤褐色、内側は黄色で、カレー粉のような匂いがあることから、別名をカレーバインといいます。同じようにカレーの匂いのするキク科のカレープラントがあり、こちらはハーブ園2ブロックに植栽してあります。ミカン科のオオバゲッキツもカレーの匂いがし、インド料理に用いられるそうですが、当園には入っていません。同じ科のゲッキツはあります。ゲッキツの花はジャスミンのような匂いがしますが、葉は炒めるとカレーのような匂いがし、同じくカレーの香辛料になります。 |
学 名 | Bignonia capreolata |
科 名 | ノウゼンカズラ科 |
利 用 | 鑑賞用、壁面緑化 |
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ツリガネカズラ |
葉 | 花 |
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東邦大学薬学部付属薬用植物園 |