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アキグミ 北海道西南部、本州、四国、九州の山野に自生する落葉低木です。台湾、中国、朝鮮半島に分布しています。高さは3m位、小枝は灰白色で、葉の裏には銀白色の鱗片が厚く密生しています。花は4~5月、葉腋に1~7個の薄黄色の花を束生し、9~11月には赤い球形の果実を付け、この実は生食できます。果実の食べ頃が秋(アキ)なのが名前の由来です。河原に生えることからカワラグミ、果実が豆のように小さいことからマメグミとも呼ばれます。グミ類は果実の食べ頃を基準にして名前がついています。
学   名 Elaeagnus umbellata 
科   名 グミ科
生 薬 名 果実⇒牛奶子(ギュウダイシ)
利 用 部 位 根、葉、果実
利 用 法 葉⇒5,6月の新芽を摘み炒って茶にします。果実は食用または果実酒。
効   能 滋養強壮、疲労回復(薬酒)、止血、収斂
成   分 根、葉、果実にはセロトンを含む。


 
アキグミ 樹皮

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東邦大学薬学部付属薬用植物園