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ニシキギ 日本各地、朝鮮半島、中国東北部の山野に自生する落葉低木です。秋の紅葉が錦のように見事なのが名前の由来で、よく庭に栽培されます。高さは3mほどで、枝は緑色ですが、後にコルク質の4翼がつくので、別名をヤハズニシキギとも言います。葉は互生し、楕円から倒卵形、無毛です。花期は5〜6月、小さな薄黄緑色の花を集散花序につけますが、あまり目立ちません。
学   名 Euonymus alata 
科   名 ニシキギ科 
生 薬 名 鬼箭羽キセンウ 
漢   方  
利 用 部 位 枝についた翼状部のみ(必要時に採り日干しにする) 
効   能 腹痛、通経、駆虫薬に。民間では、とげ抜きに(乾燥翼状部を黒焼きにしたのを潰してご飯粒で練って紙に延ばしたものを患部に貼ります)。 とげ抜きに用いるのは日本独特の治療法で、地方によっては赤色の実の煎液を服用するだけで、針、竹、木のとげが抜けるといわれます。  
成   分 翼状部はコルク質で樹脂を含むが、他は不明   


   

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東邦大学薬学部付属薬用植物園
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