野外基礎実習I
実習概要
千葉市動物公園を実習場所とし、そこで飼育されている動物を観察対象とし、(1) 霊長類を中心とした動物の形態の観察を行い、ヒトの形態的特徴の進化について考察し、(2)各自が興味を持った動物の行動に着目して観察を行い、行動生態学的研究を実践します。
行動研究の対象は霊長類や哺乳類に限りません。また、テーマも何でもよく、適した観察法も含めて、井上と相談して決めるので、これまで動物の観察をした経験があまりなくても問題なく、実践できます。また、動物園の飼育員の方からご提供いただいたテーマもある予定です。
以下に、参加を検討している学生向けに詳細な内容を記載しております。ただし、記載内容は予定ですので、一部、変更する可能性があります。
過去の行動観察のテーマ例
「フンボルトペンギンの子育て」
「コモンマーモセットの性別による子育ての違い」
「オグロマーモセットのしっぽ巻き行動」
「ニホンザルの子ザルの遊び行動」
「ミーアキャットの警戒行動」
「フラミンゴにおける行動の同調」
「シタツンガの行動の個体差」
「ハシビロコウは、どれだけ動くか?」
「ニシゴリラはいつディスプレイをするのか?」
「マンドリルの尻見せ行動の意義」
スケジュール(2025年度予定)
8月25日(月) | 霊長類の形態・行動の観察@千葉市動物公園 |
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8月26日(火) | 霊長類の行動の観察@千葉市動物公園 |
8月27日(水) | データ整理・データ解析@東邦大学 |
8月28日(木) | 動物の行動の観察@千葉市動物公園 |
8月29日(金) | 動物の行動の観察@千葉市動物公園 |
費用(2025年度予定)
千葉市動物公園入園料 | 3,000円(年間パスポート) |
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交通費 | 千葉市動物公園までの実費 |
昼食代 | 実費(持参するか、園内で食べるか) |