チューブリンの重合アッセイ  

試薬の準備

PEM buffer(pH 6.9)の調製
(0.1M PIPES, 1 mM EGTA(Caイオンの除去),1mM MgSO4(重合に必須), 1M NaOH 約15mL(pH調整用))
300 mLメスシリンダーにPIPESを3.023g、EGTAを39.2g、MgSO4を14.8mg入れ、50mLほどのIEWに溶かし、撹拌しながら1M NaOH水溶液でpH 6.9に調製した。この溶液を、IEWで100mLにメスアップした。
Tubulin / PEM buffer溶液の調製
チューブリン 1mgをPEM buffer 1mLで溶かし、150μLずつエッペンに分注した。保存は-80℃で行った。
20mM GTPの調製
GTPをIEWで溶かし、100μLずつエッペンに分注した。保存は-20℃で行った。

各試薬の調製
○ 7.5×10−1mM Paclitaxel / DMSO溶液 Paclitaxelを gとり、凍結用チューブにいれ、DMSO mLで溶かした。
○ 7.5×10−1mM Bmcmoc-Paclitaxel / DMSO溶液(UV照射前) Bmcmoc-Paclitaxelを gとり、凍結用チューブにいれ、DMSO mLで溶かした。
○ 7.5×10−1mM Bmcmoc-Paclitaxel / DMSO溶液(UV照射後) 上述の7.5×10−1mM Bmcmoc-Paclitaxel / DMSO溶液(UV照射前)を100μLとり、日電理科硝子(株)製のミニバイアルにいれた。光分解に用いたランプはRayonet Photochemical Reactor 3500Å×2本で、クランプで固定し、光照射を20、40、60秒で行った。

チューブリン の重合アッセイ (まだ途中。川村さんに聞かねば)

まず、GTPをセル(UV-Cuvette micro)に入れ、次に各サンプルを入れる。その後、室温(21℃)の150μ Lずつ分注しておいたTubulin / PEM buffer溶液をいれ、恒温セルホルダーによって37℃に保たれた分光光度計でAbs.を時間変化でトレースした。その様子は縦軸にAbs.、横軸に時間(min.)をとり、プロットした。光分解の様子はHPLCで確認した。

 

参考文献

 

 


お問い合わせ:東邦大学理学部生物分子科学科 古田寿昭
当サイトの画像・文書の転載を一切禁じます。
Copyright© 2004 Furuta lab Toho Univ. All Rights Reserved.