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2015年 見所一覧

掲載日 植物名  
2015年  
2015/05/21  ウツボグサ


北海道~沖縄および北半球の温帯に生える多年草。山道や草地の半日影から日向に見ることができる。山道の淵が紫色で染まるほど群生することもある。葉は対生で広披針形から卵形。地面を這うように次々にランナー状に増える。結構踏み付けにも強く、踏まれてもそれなりに花を咲かせている。一見強そうに見えるが、病気には弱く、うどんこ病やベト病などで枯れることもよくある。稀に白、桃色花などがある。
2015/05/21  サルナシ


東アジアの温帯に分布。日本各地の山地に生える蔓性落葉木。マタタビに近いがマタタビより低山帯に生え、棲み分けているように思える。葉は互生に付き長卵形。葉柄が赤い個体が多く、雌雄異株。近年品種改良により実の大きなもの、赤い実のものなどがある。
2015/05/21  イブキトラノオ


北海道、本州、四国、九州及び広く北半球の寒帯から温帯に分布する多年草。山地から亜高山帯で見ることができる。春には30㎝位でいるが、花の時期には80㎝ほどの高さになることもある。トラノオの中では大型。日当たりが良く風通しが良い所を好む。栽培すると意外にうどんこ病にかかりやすく気を付けたい。
2015/05/01  ハッカクレン


中国原産の多年草。大きな葉(15~30㎝)を1~2枚つけ、濃赤紫色の花を数輪つける。咲き始めは花弁が短いが、咲き終わり頃には長くなり散る。咲き始め頃はコンパクトだが花が終わる頃、容姿がかなり変わるので別物とたまに言われることが有る。有毒植物なので取扱いに注意したい。
2015/05/01  ホウチャクソウ


日本各地および南千島、サハリン、朝鮮、中国の温帯から亜熱帯に生える多年草。高さ20~50㎝位。葉は互生に着く。花は1~2個垂れて正開しない。全草に毒が有り新芽の時、山菜のナルコユリと誤食をし中毒をすることがあるので気を付けたい1つ。
2015/05/01  マムシグサ


本州関東から近畿地方の日陰に多く見られる多年草。長円柱形、仏炎苞葉の緑~薄紫色の花を咲かせる。関東では普通にみられるテンナンショウの仲間。この仲間はあまり人には好まれにくい花。ヘビノダイハチ、ムラサキマムシグサなどの別名がある。
2015/04/28  ナルコユリ


日本各地および朝鮮、中国の温帯から暖帯に分布する多年草。山地や原野に生える。高さ50~100㎝位。葉は互生し、白い長釣鐘型の花を各節から1~6輪つける。地下茎や新芽は山菜として食べられる。
2015/04/28  トビカズラ


中国原産の常緑蔓性植物。日本ではまだ稀で、あまり栽培されているところがない。常緑の葉はすごく茂り、蔓が1年で8m位伸びることもある。花は独特の果肉の厚い赤紫色で幹から直接12~30㎝ほどの総状花序を付け、甘い香りがする。
2015/04/24  エビネ


北海道西南部以南から九州、特に関東中部地方に多く生える多年草。山地の林内や竹藪などで見かけられる。葉は越年生で次年には下に這う。花茎30~40㎝ほどに伸び茶色~緑色まで多色の花色があり、総状花序を付ける。近年宅地開発や山野草ブームなどで乱獲され、激減した植物。
2015/04/24  キエビネ


西日本に生える多年草。山地の林内などに生える。葉は越年生で次年は下に這う。花茎30~50㎝ほどに伸び、淡黄色~濃黄色まで黄色の変化がある。希に花茎まで黄色いものもある。近縁種のエビネより葉身、葉柄が硬く、やや立ち葉。近年山野草ブームにより乱獲され激減している。
2015/04/24  クマガイソウ


日本各地および中国に分布する多年草。山の木陰などに群生する。竹藪や明るい杉林に多く見ることができたが、近年宅地開発や山野草ブームで乱獲され激減し、絶滅危惧種にもなってしまった植物。自生地では群生するが繁殖力があまり良くない。
2015/04/21  ヒイラギソウ


本州、関東、中部地方に生える多年草。高さ30~50㎝位。明るい日陰で稀に見ることができる。葉はヒイラギに似て、粗い鋸歯がある。花は青紫色で葉腋ごとに2~3花付け、輪状に3~5段の花穂を付ける。花変わりとして桃色花がある。
2015/04/21  シロヤマブキ


本州、中国地方の瀬戸内海側に稀に生える落葉低木。高さ2m位。疎生。花は新枝の先に1つ4弁の白花が付く。形態がヤマブキに似るが別種。花がきれいな事から、観賞用として庭植えや鉢植えとして楽しまれる。現在では自生はごく稀で、栽培品の方がはるかに多くなった。
2015/04/17  ハナビシソウ


北米のカリフォルニア、オレゴン原産の多年草。明治初期に薬用として日本に渡来した。花が綺麗な為、現在は主に鉢植え、花壇などで観賞用として楽しまれる。高さ30~50㎝位。茎の上に4弁で橙黄色の花が咲く。近年品種改良で白、桃、濃黄、ぼかしなどの色が楽しめる。
2015/04/17  ムラサキケマン


日本各地および中国の温帯から暖帯に生える越年草。高さ20~50㎝位。山麓、山道、畑の淵、空き地などに普通に見ることができる。根生、茎上の両方がある。花は紫の総状花序を付ける。稀に淡紫、白色がある。
2015/04/17  ムベ


関東地方から琉球列島および朝鮮半島南部に分布する、常緑蔓性低木。茎は長く1年で5m位伸びる。葉は互生し小葉からなる掌状複葉。花は白色で、やや淡紫色をおびた花を数個着く。実はアケビに似た長楕円形で割れない紫色が多い。食べられる。一部で常緑で実が着くので縁起物として扱われている。
2015/04/17  ヤマブキ


日本各地および中国に分布する落葉低木。高さ2m位。沢や川沿いなどで多く見られる。束生し又群生し、見事な大株になることもある。花は黄色い5弁であでやかさから人目を引き、一見ヤナギのように咲くさまは圧巻。丈夫で花がきれいな事から、観賞用として庭植えや鉢植えで楽しまれる。白花、八重咲きや斑入りなどが稀にある。
2015/04/14  ケマンソウ


中国原産の多年草。高さ30~60㎝位。全体に白っぽい緑色。花は淡紫の総状花序を付ける。観賞用として鉢植え、庭植え、山野草として親しまれている。花の形がチョツト見、鯛に似ていることからタイツリソウの別名がある。
2015/04/14  ミヤマキケマン


本州、近畿以東に生える越年草。高さ20~40㎝。比較的日当たりのよい山の淵や林道、野原などで見かけることが多い。全体的にやや白っぽく見える。花は黄色い距が太く大きく、先端が唇状に開く。長さ18mm前後。
2015/04/14  カジイチゴ


別名オオモミジイチゴ。伊豆七島に多く自生する落葉低木。葉がカジノキに似ていることからこの名がつく。花は白い花を寒いうち(2月頃)から咲きはじめ、だらだらと2か月ほど咲き6月頃にオレンジ色の果実がなり、食用になる。味は酸味の少ないキイチゴ。近年ハーブブームに乗っかりキイチゴで流通することもある。
2015/04/14  カリン


中国原産の落葉高木。4~8m位。葉は互生で倒卵形から長倒卵形。花は薄紅色の5弁の花を枝先に単生する。もとは薬木として渡来したが、幹肌、花がきれいな事から又縁起物として実を楽しむなど観賞用として庭木、実物盆栽や鉢植えとして楽しまれる。
2015/04/10  タンチョウソウ


中国東北部から朝鮮半島に自生する多年草。沢沿いや湿った岩場などで見ることができる。タンチョウソウと言う名で山野草展でよく見かける。普通ヤツデのように切れ込みの強い葉を持つが、稀に殆ど切れ込みの無い葉を持つものが有る。花は通常白い集散花序を咲かせるが稀に赤い花がある。
2015/04/10  ニワトコ


本州、四国、九州および南朝鮮、中国の暖帯から温帯に生える落葉低木。明るい林内、林淵、山林、空き地などで見かける。高さ3~5m位。葉は対生の羽状複葉。花は白い散房花序を付ける。薬用や山菜として親しまれている。
2015/04/03  イカリソウ


本州近畿以北の太平洋側、四国の野の淵、山林内に生える多年草。疎性で高さ15~30㎝位。いかり状の紫色花を数輪つける。変化が多く、観賞価値が高く山野草として各地の変種を見比べるのも楽しいかもしれない。白、赤、桃、黄などがある。花時期になるとイカリソウ展なども見かける。
2015/04/03  ラショウモンカズラ


本州、四国、九州および朝鮮、中国東北部の山の木陰に生える多年草。数少ない穂状で青紫色の花冠は大きく5㎝位になる、見ごたえのある花。草は地上に這い土に接すると各節から根が出る。自生地では足の踏み場がないくらい、一面クッション状になることもよくある。
2015/03/31  ヒトリシズカ


北海道、本州、四国、九州の林下、沢沿いなどのやや湿った所に多く自生する多年草。春早くに咲く。開花時期は3~4cmほどから白い糸のような花を穂状に付け、愛くるしい春を告げる山野草の代表種。観賞用として鉢植えなどでも栽培される。近年赤、緑花が発見された。
2015/03/31  ウラシマソウ


北海道南部、本州、四国の湿った山林や竹藪などで多く見られる多年草。普通1枚の葉だが、たまに2枚葉がある。長円柱形、仏炎包葉の暗紫色花が咲く。又釣り糸のような肉穂の延長部がある。毒が有り年輩の方の中にはヘビユリ、ドクバナなどとよく聞くことが有る。稀に緑花、多包花などがある。
2015/03/27  ヒマラヤユキノシタ


ヒマラヤ山脈周辺の原産で観賞用として主に戦後、日本に輸入されたなじみ深い植物。寒さに強く半日影を好むが、日陰でも日向でも育つ丈夫な常緑多年草。可愛らしい桃色の花を付ける。繁殖力が強くチョツト飽きられてきている面も。近年薬効が話題になった事で見直されてきている。
2015/03/27  ムサシアブミ


本州関東地方以西から琉球および南朝鮮、台湾、中国の暖帯から亜熱帯の海岸に近い林中に生える多年草。葉は茎から2個だし、各3枚の葉を出す。大きなもので幅60㎝位になる。花は長円柱形、仏炎包葉の汚紫緑色の花を咲かせる。稀に緑色花がある。
2015/03/24  アミガサユリ


中国原産の多年草。早春に芽をだし、葉は互生ないし輪生するちょっと気ままな種。花は釣鐘状で下向きに数輪つけ、網目模様がある。元気が良いと上葉に巻きひげをだし、他の植物に絡みつく。本校では10年位前に糸状に変化をした花弁が現れ現在増殖中。
2015/03/24  ヒスイカズラ


フィリピン諸島原産の常緑蔓性植物。何とも言えないヒスイ色をした、1度見たら忘れられないぐらいにインパクトがある花。温室ではあるが今年も咲いてくれた。感じは藤の花を大きくし、各花弁を厚くし見事なヒスイ色。チョッと日本の植物では拝めない珍しい色合いの1つ。外で咲かせようと試みたが、いまいち寒さに弱い。どうにか1℃ぐらいまでは持つのだが。
2015/03/20  トサミズキ


四国の(高知)原産の落葉低木。高さ1~4m位。葉は互生。春早くに、黄色い花を穂状に7~10花たれ下げて咲く。江戸時代から観賞用として庭植えや鉢植え、切り花として楽しまれている植物。
2015/03/20  スイセン(ヨウズイセン)


地中海地方原産で、主に観賞用として戦後多くの品種が輸入された。スイセン(ワズイセン)より花色花形に富み、親しまれている。スイセン同様毒性が強く、食すことは禁物。近年ヨウズイセンは匂いがないのが多い為、品種改良で匂いがある品種を作り出している。
2015/03/17  ウチワノキ


朝鮮半島原産の落葉低木。落葉だが暖かい所だと落葉せずに冬を越すこともある。高さ0.5~2m位。葉は対生。一見レンギョウを小さくし、弱弱しく白花にした感じ。雌雄異株。早春に白~淡桃色の花を咲かせる。丈夫だが成長はあまり良くなく、大きくなるまでに時間がかかる。
2015/03/17  サンシュユ


朝鮮、中国原産の落葉小高木。高さ約5m。1,700年代に薬用として輸入される。春早くに黄色い花を木全体に咲かせ、春が来たことを知らせてくれる。花がきれいで赤い実がなり、幹肌が荒れていて見た目に老木に見えることで雑木盆栽や鉢植えや庭木などで親しまれている。近年野山で見かけることもある。
2015/03/11  キクザキイチゲ


本州近畿地方~北海道に自生する多年草。春早くに菊のような白~淡桃、淡紫、稀に濃い桃、紫や八重咲きなどがある。林下、林際の野原などにみられる。早春に芽出しをし、初夏には休眠に入る。群生地では一面咲き誇り見事。花がきれいな事もあり乱獲の対象植物で自生地がだいぶ減ったが、増えも良く少しずつだが復活をしている。
2015/03/11  ジンチョウゲ


中国南部原産で薬用として室町時代より古くに輸入されたといわれている。花は赤色が主で白花もある。春早くに咲き、とても良い香りが有る観賞用としても重宝されている植物。鉢物、公園や庭植えにも。雌雄異株。日本にあるものは雄木の為、実はできず実を見ることはできない。繁殖方法は、挿木で簡単に増やせる。
2015/03/11  ニリンソウ


北海道、本州、四国、九州、中国およびウスリー、サハリンに分布する多年草。山野の湿った所や沢沿いなどで多く見かける。高さ15~25㎝位。1茎に梅弁の白花を1~2花つける。稀に5花まであり、また緑、桃や八重咲などがある。唯一キンポウゲ科の中の山菜として知られている。
2015/03/09  ヒメリュウキンカ


イギリス原産の多年草。繁殖力が強く各地で野生化をしている。春早く小さいが光沢のある独特のド派手な黄色い花を咲かせる。近年観賞用として花色の違うものや八重咲きなどの5~6種ほどの変わり咲きが流通している。綺麗だからと口にしてはいけない全草に毒を持つ有毒植物の1つ。
2015/03/04  アセビ


本州、宮城、山形以南に自生する常緑低木。高さ2~3m位。春に鈴蘭のような形の花を穂状にたれ下げて咲く。綺麗であいくるしい花だが有毒種。奈良公園などではシカが食べないので公園内によく見かけることができる。花がきれいな為、庭木や公園などにも植えられ観賞用として鉢植えなどでも売られている。桃、赤花などもある。
2015/03/02  エノシマキブシ


野山に行くとまず先に咲くキブシ(別名キフジ)。その変種で本種より大型で見栄えが良い。関東南部の海岸沿いの落葉低木。特に観音崎付近で多く見ることができる樹高3~4mほど。花は藤の花のように30花位の薄白緑色花を穂状につける。キブシしか見たことのない人が「大きくて派手ですね」と聞くことが多い。地味な色合いだが生け花などでもたまに使われる春を告げる花。一度見に来てはいかが。
2015/02/23  ニオイカントウ


早春の頃咲くニオイカントウ(別名ウインターヘリオトロープ)、常緑でフキに似た葉姿で愛くるしい花を咲かせる。一見フキノトウの花に見間違える人もいるぐらい。特徴として白~ピンクの花色で甘いすっきりしたバニラに近い良い香りがする。いい匂いだからフキに似ているからと口にしてはいけない有毒植物。くれぐれも食べることのないように注意したい。
2015/02/18  フキ


山のやや湿った林床、沢沿いなどに生える多年草。年の暮れから早春に出る花(フキノトウ)は早春の山菜の代表種の1つ。ほろ苦く虜になる人も多い。フキノトウを取りに行きフクジュソウやコバイケイソウなどの毒草と誤食し中毒をおこす事もまれに聞く気を付けなければならない山菜。花は40~50㎝位にまで花茎を伸ばし沢山の黄緑色の花をつける。4月頃タンポポのような綿毛を飛ばす。
2015/02/16  クリスマスローズ




30年ほど前はレンテンローズ(へラボレス・ニゲル、オリエンタリス)がおなじみだったが、今ではこの名を聞くことが少なくなった。20年ぐらい前からクリスマスローズブームに乗り、淡紅紫色の花色の変化が少ないもの(近年地中海沿岸から中部ヨーロッパ原産)から、花色に富んだものへと品種改良が進み、現在ではブリーダーごとの変化が楽しめる。
2015/02/12  フクジュソウ


春一番に咲く目立つ光沢のある黄色い花。日が当たると咲きだし夕方にはしぼみ、めしべを守る。縁起のいい花として正月の寄せ植えにも使われる。古典園芸植物として花色の変化、花の変化に富む。フキノトウと間違え中毒例があり、毒性が強く気を付けたい植物。近年残念なことに自生地の乱獲により保護区以外ではあまり見ることができなくなった。
2015/02/09  スイセン


南房総、福井県、越前海岸、淡路島などで水仙ロードや水仙郷として観光名所が正月ころから3月上旬まで咲き続け楽しめる。一般的に言う日本水仙。原産地は地中海沿岸で決して日本在来種ではないが古くに渡来し、なじみ深い植物。あいくるしく涼しげな香りをもつ花を咲かせる反面、全体に毒を持つチョツト危険な植物。過去にタマネギやニラと誤食し中毒例もあり気を付けたい存在。一重咲、八重咲がある。
2015/02/04  オニシバリ(ナツボウズ)



ナニワズ(別名黄花ジンチョウゲ、エゾナニワズ)

数少ないジンチョウゲ科の一つ。夏が休眠の為葉を落とすことから夏坊主の名がつけられた。東に多いオニシバリ(花は緑)それに対して北に多いナニワズ(花は黄色)いずれも冬に咲くジンチョウゲ科の花。
2015/02/02  冬咲きクレマチス(グレウィーフローラ)


15年ほど前から人気が出てきた冬咲きのクレマチス。寒中咲き続けあまり目立たないと言われている常緑つる性の釣鐘形(くすんだ黄色)の花を咲かせる。可愛らしい姿に似合わず、かなりの毒性が強い植物。よ~く見てみると毛が生えていて暖かそう。
2015/01/27  シモバシラ


例年なら寒さの厳しい大寒の頃から見頃になるシモバシラの氷の結晶。今年は12月から寒波が来て数回見られた。こんな事はめったにないことだ。今年は多く見ることができそう。ちょっと得をした感じ。目安として-3℃が最もきれいにできる気温。
見られる時間は9時頃まで朝日がシモバシラの結晶に当たると何とも言えず霧氷の様。ぜひ1度見に来てはいかが。
ロウバイ
 ワロウバイ


 ソシンロウバイ

近年人気があり各地で栽培されるようになった春一番の花。最近では5~6種類の園芸品種を見ることができる。品種改良が進みこれからも色々と見られるようになると思う。今年のロウバイの咲き始めは早く12月中旬から咲き始め今が見頃。
学内にはロウバイ(ワロウバイ:花の芯の所に茶色いシミ模様がある)(ソシンロウバイ:シミ模様の無いすっきりとした黄色)がある。いずれも蝋細工のような透明感のある花。甘い香りが漂う特徴を持つ。

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